その日の気温や湿度、気分などの小さな変化でも、睡眠の質は大きく変わる。オランダの大学生によって開発されたSomnoxという繭の形をした柔らかい睡眠ロボットは、枕を抱いている人の呼吸リズムを自動的に整えてくれる機能を持つ。Somnoxはその人の睡眠に適した呼吸リズムに合わせて膨らんだりしぼんだりする。画一的に作動するのではなく個々人の眠りの深さや呼吸リズムを読み取ったうえで動いてくれるため、各人に合わせたセラピーが可能だ。