豊橋技術科学大学のインタラクションデザイン研究室が「弱いロボット」を開発した。弱いロボットの一例が、自分でごみを拾えない「ごみ箱ロボット」だ。ごみ箱ロボットは自分でごみを拾えないという弱さを適度に見せることで人間の協力を上手く引き出し、ごみを集める。弱いところを上手く開示しながら人間とロボットが補い合う姿勢が、機械との心理的な距離を縮めるコミュニケーションにつながる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。