米シアトル市が位置するワシントン州キング群の地方機関の役員選挙で、スマホやパソコンを使ったオンライン投票が導入された。市民の投票率を上げる目的での導入で、アメリカでは初の事例となる。セキュリティ面の課題はあるが、投票率の低い若年層や、足が悪い高齢者などがより投票しやすくなる。今後様々な懸念がクリアされ、社会をよくするイノベーションとなれるかが注目される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。