デンマークの建築デザイン会社のBjarke Ingels Groupがコペンハーゲンに建設中の火力発電所は、ごみ焼却炉と緑の壁、そしてスキー場が一体化したおしゃれな複合施設だ。ごみ焼却炉として年間40万トンのごみを燃やし、16万世帯に熱湯を、6万世帯以上に電気を届ける。サーマルリサイクルを採用し、ごみ焼却から排出されるものは、二酸化炭素と水蒸気のみ。ろ過技術も加わって、コペンハーゲン中心部よりも空気がきれいに保たれる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。