シリア出身の写真家であるサリー氏は、心の傷を抱える子どもを対象とした、8週間の移動する写真教室「Sirkhane DARKROOM」を開催している。戦争や暴力を目の当たりにするなど、厳しい環境下で過ごした子どもたちが、写真を撮って伸び伸びと自己表現できる。写真教室はトルコの南東部、シリアとの国境付近で開催され、さまざまな村を訪れては写真を撮り、暗室で写真を現像する。最終週には写真を展示したり、フォトブックを作ったりするという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。