セルフィ―(自撮り)をするだけで、誰でも身分証明ができるデジタルシステム。表情認識や生体認証技術による本人確認と、過去の犯罪歴や運転規則違反などのデータから、信頼できる人なのかどうかが確認できる。住所を持たないホームレスの就職時などに使えるほか、企業側にとっても、雇用時や取引時の身分偽造や詐欺を防ぐことも可能だ。身分証明のためのコスト削減などが期待されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。