過去20年以上にわたり人口減少が続いている徳島は、地域活性に向けた観光政策や関係人口づくりの一環として、様々な民泊を展開している。2017年4月からはじまった、平時は宿泊施設に、災害時には避難所になる「シームレス民泊」をはじめ、地元の農業文化を存分に味わえる「農家民宿」、阿波おどり期間中に合わせた「イベント民泊」など、その取り組みは多彩だ。シームレス民泊の第一号「坊主の宿」としてお寺も開業している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。