自動車の渋滞や排気ガスなどが要因で大気汚染が悪化していたフランスのパリでは、新たに大気汚染を減らす交通インフラとして、市内を流れるセーヌ川を走行する水上タクシー「SeaBubbles」が誕生した。電気で動くため排気ガスは出ず、すでに街中にある川を使うため新たにインフラを整備する必要もなく、環境に優しい。また、フルスピードで走行しても波を立てないため川岸を侵食することもないし、静かなため騒音公害も引き起こさない。