チューリッヒ工科大学の学生が、松ぼっくりをモデルにしたエコなサンシェード(日よけ装置)を開発した。湿度に反応して開閉する松ぼっくりのかさをヒントに、湿度の変化で板の角度が変わるシェードをデザイン。湿度が高い朝と夜は、板はまっすぐで垂直になり、太陽が高くなって空気が乾燥する日中は、板が湾曲して影をつくる。センサーもモーターも電気も使わないため、エネルギーと設置費、維持費を低く抑えることが可能。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。