米アウトドア用品大手のパタゴニアは、自社製品に企業や団体などのロゴを入れるサービスをやめることを発表した。同社によると、服の寿命を9か月間延ばせば炭素排出、水の使用、廃棄物のフットプリントを20〜30%削減でき、2年間延ばせば全体のフットプリントを82%も減らせるという。ロゴを入れるサービスをやめることで、同社の製品をより長く使ってもらい、環境に与える悪影響を最小限に抑えたいという考えだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。