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農地に住まずにリジェネラティブ農場を所有できる投資プログラム

インドのアグリテック企業「Hosachiguru」は、バンガロール郊外の農地を購入し、農地の近くに住まずとも、購入者がそこで育てたい木や農作物を代わりに育ててもらうサービスを展開する。将来的に売る目的で白檀の木を育てたり、自分用の果物や野菜を育てたりすることが可能だ。また、同社は有機栽培などを通して土壌の健康を改善するとしており、土壌のCO2吸収量を増やすリジェネラティブ農業を実践につながる。

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店舗までの移動時間が長いほど割引されるイケア・ドバイ

IKEAは「移動時間で買い物」ができるユニークなキャンペーン「Buy with your time」をドバイで開始した。Googleマップのタイムラインで、自宅から郊外にあるイケア店舗への移動時間を記録し、会計時に提示すれば時間に応じた割引を受けることができる。移動時間はドバイの平均収入に基づき、1時間あたり105AED(約3,150円)に換算される。商品には、通貨と「時間価格」の表記が並べられ、お金でも時間でも買い物ができるしくみ。

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「言葉の面白さを伝える」没入型ミュージアム

米国ワシントンに「言葉」を探求する没入型ミュージアム・Planet Wordがオープンした。世界中のあらゆる言語について楽しく、能動的に学ぶことができる多彩な仕掛けが用意されている。建物は、1869年に開校され、現在は使われていなかったFranklin schoolを改築し、新たな「学び舎」として蘇らせている。施設内は言語の展示スペースに加えて、イベントなどを行える講堂や教室、またレストランやギフトショップを完備している。

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海洋流出直前のプラスチックを使ったバービー人形

バービー人形で有名な米国のマテル社が、水路や海岸域の近くの地面に落ちていたプラスチックごみを使用した新シリーズ「バービー・ラブズ・ザ・オーシャン・コレクション」を発表した。素材の90%は、廃棄物収集システムがない場所の水路から約50km以内で回収されたプラスチックで、本来であれば海洋に流出するはずだったプラスチックを拾いあげて、啓発のためにアップサイクルしている。

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環境負荷にも生産者にも配慮するサーキュラーなベビー服ブランド「Borobabi」

特に製品のサイクルが短いとされるベビー服をレンタル、購入できる米国のベビー服ブランド「Borobabi」。最初に服を買っても、返却すれば購入金額の20パーセントをクレジットとして受け取ることができる。レンタルの洋服は、1着あたり4人以上の子供が着ている。大都市では小さな部屋で暮らしているために服の置き場に困っている人が多いため、顧客の大半は大都市の位置する東西の沿岸部に住んでいるという。

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伝統技術を守りながら歴史を伝える、南アフリカの図書館

南アフリカ・ヨハネスブルグにある「タボ・ムベキ大統領図書館」は、伝統的なアフリカの穀倉の建築技術を用いて、地元で調達された泥や木材、地元の石からできた人造大理石の建材を使って建設された。これにより、可能な限りカーボンフットプリントの削減を目指す。伝統的な建築物の形でありながら、屋上に太陽電池パネルを設置したり、建物の温度を調節する地熱暖房システムを導入したりするなど近代技術と組み合わせてつくられている。

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漂着ごみの現状を知るツーリズム「かめおか保津川エコna川下り」

京都・嵐山の中心部を流れる保津川の環境や漂着ごみ・プラごみの現状を視察する目的で、「かめおか保津川エコna川下り」が企画された。あえてプラごみやペットボトルが川に滞留しているところも観光客に見てもらうことで「持続可能なツーリズム」を一緒に考えることを目的としている。なお、亀岡市は2030年までに使い捨てプラスチックごみゼロを目指すことを目標とした「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を発表している。

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割烹料理で都市と地方を繋ぐ「伊勢すえよし」

東京西麻布にある割烹料理店「伊勢すえよし」は、三重県出身の田中佑樹シェフが、三重の食材をふんだんに使った割烹料理を提供している。田中シェフは「美味しい恵みを未来に残す」ことをビジョンとして掲げ、店だけにとどまらず、「いただきますスタディーツアー」や「三重の恵みプロジェクト」などを通して、地元三重の生産者や加工人などを巻き込みながら、社会と環境に大きなインパクトを生み出している。

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無料の飲料水をもらうと寄付できる「FreeWater」

「FreeWater」は、BPAフリーのアルミボトルもしくは紙パックに入った水を無料で消費者に提供している。飲料水のパッケージが広告媒体になっており、水ボトルの料金は消費者ではなく、そのパッケージの広告主によって支払われる仕組みだ。そして1本提供するごとに10セント(約10円)を、井戸の建設事業を行う団体に寄付する。消費者は無料の水をもらうだけで寄付することになり、寄付へのハードルが下がる。

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歩きスマホでの事故を防ぐ。滑稽な「第三の目」

「ながらスマホ」問題を解決すべく開発されたのが「第三の目」と呼ばれるウェアラブルデバイス。おでこに「第三の目」を装着したユーザーが頭を下に向けてスマートフォンを見ると、機器のまぶたが開き、前方を見始める。人が障害物に近づくと、この機器がビープ音を鳴らし、物や人にぶつかる前に前方を見るように警告するしくみ。額に機械の目をつけて歩く未来人の滑稽な姿を見せることで、人々に「こうならないように普段の振る舞いを見直そう」と訴えることが狙いだ。

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