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暑さを食い止める公務員「チーフ・ヒート・オフィサー」

シエラレオネの首都フリータウンで、気候変動によって社会問題化する「暑さ」を食い止める役割を担う公務員「チーフ・ヒート・オフィサー」が誕生した。フリータウン市は気候変動対策・衛生・インフラ整備・都市緑化の整備などを官民一体で進めており、チーフ・ヒート・オフィサーもその一環として取り入れた。既存の植樹プロジェクトの拡大や、失業中の若者への雇用創出、啓蒙活動を通して、市民に気候変動を考え、行動してもらう役割も担う。

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ロンドンの街全体がゲームに。歩いて大気汚染を解消する「Beat the Street」

ロンドン西部ハウンズローでは住民を巻き込みながら「車の使用を減らし、より人々が歩く」ための実験「Beat the Street」が行われた。参加者一人ひとりが自分のカードをオンライン上で登録し、地区のあちこちに配置された機械でそのカードをスワイプするたびに、カード内にポイントが与えられる。普段の生活にスタンプラリーのような楽しみを取り入れることで、ウォーキングしたりサイクリングしたりすることを促す。

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100年後に森と物語を遺す。2114年まで読めない「未来図書館」

「フューチャーライブラリー」プロジェクトは、未来の世代を生きる人々に向けて、100名の作家が作品を書き下ろす。原稿は誰にも読まれることなく首都オスロの公共図書館に保管され、100年後に「新作」として世に公開される、物語のタイムカプセルだ。「100年後にも健康な木々がたくさん育って、紙の本が発刊されていて、人々がそれを楽しめる環境でありますように」という想いが込められている。

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孤独を街の一角で解消する「おしゃべり歓迎ベンチ」

コロナ禍で疎遠になってしまった人と人とのつながりを取り戻すために、座った人同士の会話を促進する「Happy to Chat bench(おしゃべり歓迎ベンチ)」がポーランドの都市クラクフに誕生した。一風変わったデザインのベンチには「通行人が座って見知らぬ人と会話すること」を促す案内文がある。孤独を解消し、市民に対して共同体としての意識を再建することが目的だという。

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イスラエルの「清掃テック」。ごみがデジタル通貨に変わるアプリ

イスラエル政府は街のごみ拾いをしたユーザーがデジタルコインをもらえるアプリ「CleanCoin」をローンチした。ユーザーは、ひとつのごみ袋をいっぱいにするごとに10枚のデジタルコインを獲得し、そのコインを現金化したり、様々な商品の割引クーポンに変えたり、寄付したりできる。どこにごみが落ちているかを具体的に教えてくれる機能もあり、効率よくごみを拾うことができる。

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木の色は、ひとつの茶色ではない。国産材を使った「森のクレヨン」

日本のデザインスタジオの「Playfool」は、様々な理由から建材や家具材として利用されなかった国産の木材を顔料として用いたクレヨン「Forest Crayons」を開発した。クレヨンに使われている木は、スギ、ホオノキ、ヒノキ、ウォールナット、オークなど。木の種類だけでなく、日焼けした木、緑青腐菌が繁殖した木、泥の中で長年埋もれていた埋もれ木など、木が育った環境によって色も異なるため、その色の違いも楽しめる。

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アメリカが発行する歴史上の「偉大な女性たち」が描かれた硬貨

アメリカ合衆国造幣局は2022年から2025年までの4年間、毎年異なる5人の女性の肖像を使った25セント硬貨を発行する。様々な分野で活躍した女性を取り上げる方針で、2022年の硬貨に採用されたのは、黒人作家で公民権運動家のマヤ・アンジェロウやアメリカ人女性初の宇宙飛行士であるサリー・ライドなど。どの女性を取り上げるか決める際には、市民の意見も反映するために、国立女性歴史博物館のウェブサイト上で意見を募った。

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カーボンフットプリントを見せるAllbirdsのスポーツウェア

Allbirdsの「Natural Runコレクション」はユーカリの木の繊維と極細のメリノウールをブレンドしたスポーツウェアだ。製品タグにカーボンフットプリントを表示し、製品開発に伴うカーボンフットプリントが一目で分かるようになっている。製品開発に伴う排出量は、B CorpやNative Energyと共に土地、空気、エネルギーのプロジェクトへ出資することより、最終的に100%オフセットされる。

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勤務時間外の連絡は禁止。ポルトガルが定めた、新たなリモートワーク原則

ポルトガル政府は労働法を改正し、勤務時間外に社員に連絡を取った企業には罰則が科せられるようになる。また、リモートワークで発生した電気代やインターネット利用料などの諸費用は、企業に経費として請求可能。加えて、7歳以下の子どもを持つ親は事前調整することなくリモートワークができるようになるという。ノマドワーカーを含めた、人々にとって働きやすい環境づくりを推進している。

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鳥取のJリーグクラブと五感で学ぶサステナビリティツアー

鳥取・大山の素晴らしさを伝えつつサステナビリティ推進に挑戦するツアー「ガイナーレ鳥取 復活!公園遊び 大山隠岐国立公園で楽しむ自然体験 2日間」。ツアーでは公園遊びやハイキング、野菜の収穫体験や地産地消の食事、星空観察など、大山の自然の豊かさと魅力に触れる。たとえば大山近くのブロッコリー畑に行き、自らの手で収穫する。地産地消の循環を間近に感じることで地域の魅力の再発見や結びつきが得られるのだという。

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