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水問題の啓発のために販売された、アフリカの汚染水

NGO団体Action Against Hungerが実施した「Water of Africa(アフリカの水)」キャンペーンでは、実際に病気感染を引き起こしている現地の汚染水をそのままペットポトルに入れ、ラベルを貼って値段をつけ、汚染水を他国へ輸出する形で世界各地で販売した。本商品が出回るとすぐに、欧州議会が本商品を用いて支援の必要性をアピールする事態まで発展し、支援の拡大につながった。

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世界初の再生プラスチック取引所「Rebound Plastic Exchange」

投資持株会社「International Holding Company」は、再生プラスチックのグローバル取引プラットフォーム「Rebound Plastic Exchange」を立ち上げることを発表した。再生プラスチックのトレーサビリティを確保するために、デジタルパスポートの仕組みを導入する予定。安定した品質の再生プラスチックを調達できるという信頼を構築し、需要者と供給者がスムーズに取引できる世界を目指す。

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“研究所育ち”の「豆なし」コーヒー

フィンランド技術研究センターで「Lab-grown coffee(研究室育ちのコーヒー)」が誕生した。アラビカの葉から植物細胞を採取し、細胞を培養することによって原料となるバイオマスを生産する。焙煎された後、植物バイオテクノロジー、化学、食品科学など、各分野の専門家による厳正なチェックを経て完成したコーヒーだ。細胞農業でコーヒーを生産すると、広大な農地を使用する必要がなく、生産の過程で排出される温室効果ガスの削減につながる可能性がある。

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「No More Red(もう赤はいらない)」非暴力を訴えるアーセナルの奇策

ロンドンの犯罪発生率の上昇に危機感を抱いたイングランド・プレミアリーグの名門サッカークラブ、アーセナルが「No More Red」キャンペーンを実施した。「血を見たくない」と非暴力を呼びかけるキャンペーンだが、アーセナルのチームカラーが「赤」でありながら、赤ではなく白いプリントが施されたアーセナル公式Tシャツを販売。アーセナルの試合で販売され、売り上げは若者の支援団体に寄付される。

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何気ない言葉に隠れた”無意識の差別”を解説する、マイクロアグレッション辞典

マイクロアグレッションのオンライン辞書「マイクロペディア」。オンラインユーザー参加型の辞書で、ユーザー自身がマイクロアグレッションとされる用語やフレーズ、形容詞と、それらの解説を追加していく。このオンライン辞書の目的は、これらのフレーズが使われるシチュエーションや、なぜそれがマイクロアグレッションとなるのかという情報を提供することで、マイクロアグレッションとなるフレーズの認知を高めることだという。

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企業版ふるさと納税活用で地域の脱炭素化を応援するヤフーのプロジェクト

ヤフーは、国内の脱炭素化をパートナーシップのもとに進めるため、脱炭素化を目指す地方公共団体に対して企業版ふるさと納税を活用した支援を行う「地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」を2021年に開始。自治体は脱炭素に向けた取り組みをアピールし、ヤフーが独自の基準で寄付先を選定するというものだ。第一弾の寄付先として、炭素の排出削減、炭素の吸収・固定、再エネ発電などの取り組みを行う8の自治体を選定した。

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サンゴ礁再生プロジェクトのその後を辿る。生態系を測る「音」の研究

現在多くのサンゴ礁再生プロジェクトが実施されているが、サンゴの被覆面積を見るだけでは、サンゴ礁の健全性や生態系の状況を十分に確認できない。そこでイギリスのブリストル大学やエクセター大学などの研究者が、2021年12月に発表した研究結果によると、インドネシアにあるサンゴ礁の周りで飛び交う音(サウンドスケープ)を観測することで、サンゴ礁の再生に成功したことを確認できたという。

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タブを開いて貯めたコインを使って寄付ができるブラウザ拡張機能

ブラウザのタブを開くたびに寄付ができる無料の拡張機能「Tab for a Cause」。ユーザーが新しいタブを開くたびにバナー広告が表示され、その広告収入の一部が寄付されるという仕組みだ。ユーザーは、タブを開くことで貯まるコインを使って自分の寄付したい団体に投票ができる。2011年に始まって以来、1億5000万円以上の寄付金を集め、熱帯雨林の保護、緊急時の子どもへの栄養補給、安全な水へのアクセスなどに役立てられた。

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DV被害者の目線を追体験する、オンライン・ミュージアム「Museum of First Time」

タイでDVについて啓発する「Museum of First Time」というオンライン・ミュージアムが登場した。これは、タイのDV被害者支援団体WMP(Women and Men Progressive Movement Foundation)が、現地の広告代理店と共に作ったもの。「DVは一回では終わらない。もう暴力は振るわない、なんて約束は守られない。何かあれば、すぐに相談を」と呼びかけて、被害者が相談する用の連絡先を載せている。

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ダンス衣装の循環を表現するパフォーマンスの祭典「Free the Pattern」

2021年11月下旬、「Free the Pattern-ダンスがつなぐサスティナブルな⾐装展」が開催された。この衣装企画展では、多種多様な着方ができる衣装やパーツの組み換えで様々なパターンがつくれるモジュール型衣装などさまざまな衣装と衣装を着たダンサーのパフォーマンスを披露。イベントの参加者たちは「循環する服」を体現する、ダンスの自由な表現手法に魅了された。

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