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廃棄石鹸のリサイクルで健康と雇用を守る「Eco-Soap Bank」

「Eco-Soap Bank」は石鹸工場から出る廃棄予定の石鹸を雇用した女性たちの手でリサイクルし、それを途上国で必要としている子どもたちや難民に国際機関やNGOを通して配布、そして適切な衛生教育を普及させる活動を行っている。加えて、石鹸をリサイクルする「ソープメーカー」として、途上国に住む、夫を亡くした女性や、障害を持っている女性、適切な教育を受けることができなかった女性たちを優先的に雇用している。

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メタバースに登場した、ホームレスのキャラクター「ウィル」

人々をつなげる新たな手段としてメタバースの需要が高まっているが、仮想世界で自分自身にとって都合の良い空間を作り出し、現実世界で起こっている問題に目を背けることにつながっているおそれがある。そこで、フランスではメタバース内に初めてホームレス状態にある登場人物、ウィルを誕生させた。彼はテレビ広告やリアルタイムのイベントに登場し、社会から孤立した人々の代弁者として、仮想世界の中にいる人々にも現実の問題を想起させる役割を担っている。

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街づくりに貢献できる、NFTの国境なきデジタルプラットフォーム

株式会社奇兵隊はNFTを活用した「オープンタウンプロジェクト」を立ち上げた。デジタルアートとしてコレクティブNFTを全世界に向けて販売し、その売り上げをもとにNFTの購入者と支援する地域の市民団体が協力してまちづくりを推進する取り組みだ。たとえばウガンダのカルング村は清潔な水の入手が困難といった課題がある。NFT購入者はそういった問題を解決する3つのアイデアから投票でき、実際にまちづくりに貢献できる。

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無意識のジェンダーバイアスを問うロンドンの広告 「Break The Bias」

広告代理店CPBロンドンは、国際女性デーのテーマ「Break The Bias」にあわせてポスターキャンペーンを企画した。様々な職業についている人が男性か女性か、と性別のイメージを問う疑問文が書かれている。英国の39%の小学生が「赤ちゃんの世話や家事は母親がすべきで、父親は仕事に行くべき」と考えていることが判明し、同社のサイトからは家庭で男女の役割分担について話し合うきっかけとなるような子供向けの塗り絵も購入できる。

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ご近所とお手軽にモノシェア できる、ポストの「貸せます」シール

スイスで始まった「Pumpipumpe」プロジェクトでは、人々が自宅のポストに貸せる物のシールを貼ることで、近所付き合いを促進しようとしている。Pumpipumpeは、取り組みに必要なシール約50種類を販売している。シールを見て借りたい物があれば、その家のインターホンを鳴らす。貸し借りを通じて、自宅にある物の有効活用ができるうえ、自分が頻繁に使わない物は買わずに済むほか、ごみの少ない生活につながる。

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足が不自由な人のシャワータイムを助ける義足「Lytra」

ポリプロピレンや熱可塑性ポリウレタンなどでできた、シャワー用の義足「Lytra」。Lytraのハンドルを握って足を持ち上げることで、切断部まで洗うことができる。義足の接地面はゴムでできており、濡れた床でも滑りにくいようになっている。利用者は部品を組み合わせて義足を作ることができるため、部品が破損したり変形したりしたときは、その部品だけを買い替えれば済むという。

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誰もが一生「ジャストサイズで着られる」洋服ブランド 「RedThread」

アメリカの女性ファッションブランド「RedThread」はオーダーメイドサイズの服をオンラインで簡単に購入できるブランドである。フォームに身長を入力し、自分を撮影した写真2枚を送ると、自動的にサイズが計算され、オーダーメイドの服が出来上がるしくみ。また、体型の変化に合わせて一生無料で洋服をリメイクしてくれる保証が付いているため、購入後も体型の変化に悩まされることなく、常にジャストサイズな服を着ることができる。

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危険運転防止のための「不味いポテチ」

大麻が合法化されたこともあり、交通事故が頻発するカナダ・ケベック州において考えられたのが、「交通事故の味」がするポテトチップス“Saveur Accident D’auto”を使った啓蒙キャンペーンだ。チップスは、血やアスファルト、金属など交通事故を連想させるオリジナルテイストで、封を開けると、眉をしかめてしまう嫌なにおいが漂う。事故に遭ったらどんなことが起こるのかを疑似体験してもらうことで大麻との向き合い方を考えさせる狙いだ。

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商品の本当の価格を教えてくれるスーパー「True Price Store」

オランダのアムステルダムにオープンした「True Price Store(真の価格で売る店)」は、真のコストを上乗せした価格で商品を販売している。真のコストに含まれるのは、気候変動、土壌汚染、希少資源の利用、水質汚染、児童労働、不適切な賃金水準、労働安全衛生の確保の不備、ジェンダー不平等、ハラスメントなど、多岐にわたる。消費者に真の価格でモノを買うよう促すことで、世の中にサステナブルな商品を増やしていきたいという考えだ。

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性的マイノリティの当事者が職場での苦悩を赤裸々に語れるマガジン「BE」

「BE(ビー)」は性的マイノリティの声を集め、LGBTQ+を取り巻く職場環境を整備するきっかけになればと立ち上がったライフ&ワークマガジンだ。プロジェクトを進めるインディード社では、性的マイノリティへの理解や働きやすい環境整備が進む反面、企業や共に働く人たちの誤解や認識不足が課題だと感じていたためだ。BEでは性的マイノリティに該当する人が人事部や経営層、同僚、上司に知ってもらいたいことや職場で直面する課題をクローズアップする。

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