アーカイブ: Listings

Description.

ドバイで飢餓を啓発する「空のナンバープレート」キャンペーン

飢餓撲滅キャンペーンの一環としてドバイで開催されたのが「空のナンバープレート」キャンペーンだ。断食を行うラマダンの期間に、駐車場や街の路上に「何も書かれていない」ナンバープレートが出現し、富裕層向けに、希望するナンバープレートのオークション「Most Noble Number Charity Auction」が開催された。オークションでは、2時間で5,300万ディルハム(約18億円)の資金調達に成功したという。

Read More

カーボンネガティブな海藻栽培施設

トルコでカーボンネガティブな大型海藻栽培施設がオープンした。生産された海藻は、バイオ燃料のほか、食品、サプリメント、医薬品成分、有機肥料など、様々な用途に使用される。2022年末には、ここで作られたバイオジェット燃料を既存の燃料に10%程度混合して、トルコ国内でのフライトを目指している。今後、トルコは本格的にバイオエコノミーを推進し、バイオエコノミーによる同国の発展プロジェクトを構想している。

Read More

Google検索結果の「偏り」を教えてくれるブラウザ拡張機能

人々が偏りなく情報収集できるよう開発されたのが、Google Chromeのブラウザ拡張機能「The Newsroom」だ。The Newsroomをインストールし、検索エンジンで単語を検索すると検索結果に表示される記事や情報源が信頼度に応じて色分けされる。そのほか、メディアによるニュースの報じられ方の違いを含めた、ニュースの背後にある文脈を学べるモバイルアプリを提供することも視野に入れている。

Read More

太陽光で走る、小型三輪カー「OSLO」

ノルウェーのEVメーカーであるInfinite Mobilityは三輪のソーラーカー「OSLO」を開発した。OSLOは太陽エネルギーを使って年間1万キロメートル走行することが可能。OSLOのような超小型モビリティは、バンタイプの車と比べてエネルギー消費量が74%も少なく済む。サイズが小さい分、狭い道で運転しやすかったり、駐車しやすかったりするというメリットもある。

Read More

浄水できる、食品ロス由来のバイオ炭でできた「Strøm」

浄水用のオブジェ「Strøm」は、食品廃棄物を減らすためバナナの皮や羊の骨などを加熱してできたバイオ炭を原料に使用している。バイオ炭は、燃焼しない水準に管理された酸素濃度の下で作られるため、大気中へのCO2放出を減らすことが可能。表面積を最大化し、多くの不純物を除去するために曲がりくねった形をしている。Strømはコンポストでき、約1か月あれば土壌中で分解される。

Read More

指先で画像を見る、点字翻訳デバイス 「Dot Pad」

Dot Inc.が開発した点字翻訳デバイス「Dot Pad」は、PDF、テキストファイル、Webページなどを、「触れてわかる」ように変換する触覚ディスプレイである。オンライン上のテキスト情報を即座に点字に翻訳できるほか、画像や図形などの視覚情報を画面の凹凸で表現し、視覚障害者が指で触れて感覚的に情報を理解できるようにしている。ユーザーは点字だけでなくグラフや地図、SNS上の画像を読み取れるようになり、より多くの視覚情報にアクセスできる。

Read More

「アマゾン」への寄付を促す、Allbirdsのキャンペーン

スニーカーブランドのAllbirdsは2022年のアースデイに合わせて、ブラジルの熱帯雨林アマゾンの現実を知ってもらうための「Keep the Amazon Prime」キャンペーン動画を公開した。CMショッピングに似せた80年代テイストの動画で、好きな金額を課金すれば「無限のストリーミング」「CO2除去ができるサービス」があると、アマゾンへの寄付を募る内容だ。動画内容はジョークだが、キャンペーンに合わせて寄付サイトを開設している。

Read More

失業中の若者にマカロン作りの職業訓練を提供する「Miss Macaroon」

英国のMiss Macaroon社は、職に就いていない18~35歳の若者に「Macaroons That Make a Difference」という10週間のプログラムを提供している。参加者はマカロンの作り方を学んだり、英語や数学の指導を受けたり、心理カウンセリングを受けたりしながら、働く準備を整えていく。また、同社はマカロンの売上金を使って、プログラムの費用を賄っている。

Read More

地域の人が集う、環境配慮型コインランドリー「Green Laundry Lounge」

米国のコインランドリー「Green Laundry Lounge」は、環境に配慮したコインランドリーでありながら地域住民の交流の場として設計された。エネルギー効率の良い洗濯機が導入され、洗剤は環境負荷の小さいものが用意されている。また、屋外の公園や中庭、飲食物を提供するカフェラウンジ、iPadステーションなどが用意され、地域の人や家族と交流できるハブとしても機能している。

Read More

洋上風力タービンをサンゴの棲み処にするプロジェクト

地球温暖化の影響で海面水温が上昇し、サンゴが白化する現象が起きている。そこで、サンゴを高水温の場所から洋上風力タービンの基礎部分に移動させることで、白化のリスクを減らす海洋再生プロジェクトが進行している。海岸にある余剰なサンゴの卵を集め、実験室でサンゴの幼生になるまで育ててから、風力タービンの基礎部分に持っていく計画だ。風力発電の設備が気候変動対策になるだけでなく、生物多様性の保全にも役立つ可能性がある。

Read More