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「夏の暑さ」を保存して「冬を暖める」技術開発

「夏の暑さ」を保存して「冬を暖める」技術開発がスウェーデンやスイスで進んでいる。たとえばスウェーデンの研究では、炭素、水素、窒素からできた液状の分子を建物の屋上に設置する。そこで太陽エネルギーを集めた後、液体を室温で保存しておき、必要なときに暖房などに使えるようになるという。暖房に使われた液体を屋上に設置すると、再び太陽エネルギーを集められるようになる。実用化できればエアコンの使用量が減るため、CO2排出量の削減が期待できる。

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ストレスを忘れて遊べる、大人のための「LEGOカフェ」

アイルランドのクリエイティブエージェンシーであるBoys + Girlsが「LEGO Brick Café(レゴブロックのカフェ)」を2日間開催した。大人が遊ぶ楽しさを再発見し、ウェルビーイングを高めることを目的としており、カフェに行くと、コーヒーカップに入ったレゴブロックをもらえて、食事をしながら作品作りに没頭できる。なお、来店者から寄付金を募り、メンタルヘルスの慈善団体であるMental Health Irelandに寄付をする。

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いじめやDV、セクハラの当事者の“苦しみ”を追体験して学ぶVR「Spotted」

差別で苦しむ人々の立場を疑似体験できるVRプラットフォーム「Spotted」。主に従業員トレーニングを行う企業や個人などを対象につくられた。同サービスでは、いじめや差別、不平等、セクシュアルハラスメントのほか、離婚や家庭内暴力、精神障害などの問題に関連したVRシミュレーションが提供される。破壊的な行動を体験することで、他者に対する差別などの行動抑制につながる。

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本だけでなく電動自転車も気軽に借りられる「自転車図書館」

米国ウィスコンシン州のマディソン市では、電動自転車のシェアリングサービスを提供するMadison BCycleとパートナーを組み、図書館で電動自転車を最長1週間貸し出す取り組みが行われている。図書館カードを持っている人は電動自転車を利用する際に必要なパスカードを借りられるしくみ。マディソン市内及び周辺にある50以上の専用駐輪スペースで電動自転車を借りたり返したりできる。

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公平なまちづくりに活かされる「格差地図」

NPOのTransportation Alternativesとマサチューセッツ工科大学が作成したオンラインマップ「Spatial Equity NYC(ニューヨーク市の空間的公平性 )」は、色分けされた地図や棒グラフを使って政策立案に携わる人などにニューヨークの騒音、交通事故死者数、公園へのアクセスの良さなどの格差の現状を伝え、その解消に役立ててもらおうとしている。また、同ツールでは、格差を解消するための解決策も示している。

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子供の将来を勝手に決めつけないよう親に訴える「#FaithNotForce」

インドでは子どもの進む道を親が決めてしまう問題がある。そこで、子どもたちの本来の可能性に気づいてもらおうと「#FaithNotForce」キャンペーンが行われた。粉末チョコレートの容器を、卵パックやティッシュボックスなどに変更し、容器のたどる道を強制的に将来の職業を決められてしまっている子どもの状況になぞらえた。ボトルを手に取る親に、子どもの将来を勝手に決めてしまっていないか考えさせ、本来の可能性について考えさせるのが狙いだ。

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耳が聞こえにくい人の孤独感を体感できる広告「Sign with Fingers」

英国の菓子・飲料メーカーのキャドバリーが難聴児を支援する団体と共同で制作したもので、耳の不自由な方が味わう「会話についていけない」という孤独感を体感できる内容になっている。キャドバリーは広告の他にも、ウェブサイト上で手話のミニレッスン動画を公開している。たとえ簡単なフレーズでも、手話を学ぶ人が少しでも増えることで、聴覚障害を持つ方々の孤独感を和らげることができる。

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色のないレインボーフラッグを掲げるキャンペーン「Colors of Love」

色見本で有名な企業・Pantoneと同性愛差別と闘う団体・Stop HomophobieがカタールW杯で打ち出したキャンペーン「Colors of Love」。同キャンペーンではレインボーフラッグのそれぞれのカラーをPantoneコード(幅広い業界で色の指定に使われるカラーコード)に置き換えた「色のないレインボーフラッグ」を作成した。一目ではレインボーフラッグだとわからない見た目にすることで、堂々と旗を振ることができる。

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ドミノピザの点字付きメニューを展開する「Blind Code」プロジェクト

米国発の宅配ピザチェーン・ドミノピザのロゴをジャックして、飲食チェーン初の点字メニューをつくるというプロジェクト「Blind Code」が立ち上がった。ドミノピザのロゴの特徴であるサイコロの目を点字に見立てることで、メニューや食材の情報、割引情報などが視覚障害者にも伝わるようになっている。点字はピザボックスの上部にも付けられており、目が見えない人も注文に必要なほとんど全ての情報を得ることができるという。

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ガーデンチェアを使った車椅子「the Plastic Chair」

米国NPO「Free Wheelchair Mission」は2020年までプラスチック製のガーデンチェアを使った車椅子を提供した。世界では金銭的理由などにより車椅子が購入できない人もいる。そこで途上国の人々が入手しやすく、かつ長く使える車椅子にするため、ガーデンチェアを使った車椅子が誕生した。途上国で普及している自転車のように現地の人の手で修理しやすくするため、車椅子のタイヤが自転車のタイヤに似た形になっている。

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