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食糧難に陥っている患者が野菜や果物を無料で得られる「Fresh Connect」

米国のマス・ジェネラル・ブリガム病院では、食糧難に陥っている患者が野菜や果物を無料で得られる専用デビットカード「Fresh Connect」のしくみを作った。医療チームが患者をオンラインシステムに登録し、健康状態を見てデビットカードの月額支給額と使用期間を決定する。食料品店など45の加盟店で利用でき、会計時にデビットカードを読み取ると野菜や果物を認識し、支払額から引かれるようになっている。

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仕入れ値でオーガニック商品を売る「Instituto Feira Livre」

「Instituto Feira Livre(青空市場団体)」は店内でオーガニック商品を売っているが、基本的に生産者から購入した仕入れ価格で販売されている。会計時に、お店の利用者に対して合計金額に35%の経費を上乗せして徴収して良いか確認し、応じた人のみ35%の経費を上乗せして支払う。誰もが食卓で化学肥料や農薬が使用されていない食べ物を買えるよう、負担率分を払うのが難しい人たちへの配慮からできたしくみだ。

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コスタリカにある、車が存在しない街「Las Catalinas」

起業家がコスタリカのとある土地を購入し、徒歩での移動を前提とした街「ラス・カタリナス」をつくった。車がないため子どもたちが走り回っても安全で、質の高い教育とヘルスケアも確保されており、こうした環境が住民のウェルビーイング向上に寄与するという。また、人間の生活範囲と自然を保護するエリアを分けながらも、ハイキングやサイクリングを通して自然に触れることができ、人と自然のバランスが保たれている。

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先住民との寿命格差を埋めるブランド「Clothing The Gaps」

オーストラリアのファッションブランド「Clothing The Gaps」は、そんな先住民と非先住民の間にある平均寿命の差を縮めることを目的に設立された。メッセージ性の強いものからシンプルなものまで幅広いラインナップで、誰でも気軽に身につけやすい商品が展開されている。スタッフの80%が先住民で占められ、彼らが人生の目標や野心を追求できるよう積極的に支援しているという。

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飲み終わったらボトルを剥いて捨てられる「GoneShells」

スウェーデンのデザインスタジオTomorrow Machineは、ヨーロッパ最大のフルーツ飲料メーカーEckes-Graniniとともに、ジュースを飲み終わったあと果物の皮のように手でむけるボトルを開発した。「GoneShells」というじゃがいも由来の生分解性の素材でできており、ボトルをむき終わったら、「GoneShells」を食べたり、堆肥化したり、水に溶かしたりできるという。

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広告収入の一部が報酬としてユーザーに支払われるアプリ「WeAre8」

WeAre8は「より良い世界のために人々を一つにする」をパーパスとして立ち上げたSNSプラットフォームだ。ユーザーは広告を見る・見ないを選ぶことができ、広告を見るユーザーには報酬として広告収入の一部が支払われる。ユーザーはその報酬をチャリティ団体に寄付することも可能だ。また、匿名ユーザーによる誹謗中傷や個人攻撃に対処するため、ユーザーには実名登録を義務付けている。

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オランダ政府がハッキングの危険性を伝える「望んでいないクリスマスカード」

2022年のクリスマス、オランダ経済・気候政策省が「The Unwanted Christmas Card」キャンペーンを実施した。同省と手を組んだ「エシカルハッカー」が、自宅のネットワークセキュリティをチェックすることを事前に許可した家庭のネットワークに侵入し、その家庭のプリンターでクリスマスカードが印刷されるよう遠隔操作する。家庭のスマートデバイスも容易に攻撃されることを実感してもらい、定期的なアップデートを促すキャンペーンだ。

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パートナーと“されたら嫌なこと”を共有する対話キット「Epione」

カップルが心の距離を縮めながらトラウマから回復していけるツールキット「Epione」。中には白くて丸いオブジェ、カード、積み木などが入っている。二人はそれぞれ、カードとセットになった色分けされた碁石のようなものを使い、「これはしたい」「これは、あまりしたくない」といった意思表示ができる。踏み込まれたくない自分の領域を相手に伝えることが難しい、性暴力の被害者に配慮した仕組みだ。

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ペットボトルのキャップと交換でローカルグッズがもらえる「循環ガチャ」

ペットボトルキャップを入れて遊べるガチャガチャ「循環ガチャ」は、地域や資源の循環を楽しく体験する機会の創出を目的として作られた。景品となるカプセルにはプラスチックごみをアップサイクルしたキーホルダーなど、横浜市内の事業者が製造した循環型グッズが入っている。ガチャガチャのカプセルは再利用を、回収したペットボトルキャップは再びマテリアルリサイクルを行い、新たな循環型グッズに生まれ変わる資源となる。

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オンラインゲーム上でデンマークの警察がネットパトロールを実施

デンマーク警察庁は主に子どもや若者を対象とし、インスタグラムやTikTokなどのSNS、フォートナイトやマインクラフトといったオンラインゲーム上でのネットパトロールを実施している。若者が脅迫、詐欺、グルーミングなどの被害に遭ったり、モラルに欠けた行為をしたりすることを防ぐのが目的だ。子どもや若者が警察官のアドバイスを素直に受け入れられるように、若者とは良い関係を築くことを意識しているという。

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