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相反する意見を同時に読めるメディア「The Perspective」

「The Perspective」は、オンライン上のエコーチャンバー(共鳴し繰り返されること)から生じる対立や分断を是正するべく登場したニュースサイト。同じ事象を全く異なる2つの視点から、同じページで論じている。どちらかの意見を読んでいると、もう片方の意見も自然に目に飛び込んでくるページのデザインが特徴だ。この形式により、読者の思想が一定の方向に偏り、強化されていくのを未然に防ぐ。読者がどちらに共感するか投票できる機能もあり、世論調査的な役割も果たしている。

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ライバル店が協力してコーヒーカップを回収するキャンペーン

普段はライバルとして競うコーヒーチェーンらが協力し、カップのリサイクルを促進する英国発キャンペーン「#SquareMileChallenge(スクエアマイルチャレンジ)」。ロンドン市内に設置した専用ゴミ箱でカップを回収すると同時に、市内に展開する100以上のコーヒーチェーンや小売店にて、どの店で購入したかに関わらず、飲み終わったカップの回収を受けつけた。キャンペーンに先立って行われたパイロットプログラムでは、約3ヶ月間で2万杯のカップをリサイクルすることに成功。

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世界中に自宅が持てる月額制ホームレンタル「StayAWhile」

「StayAwhile」は、様々な都市にある複数のホテルや家具付きアパートを月額サブスクリプション形式で自由に借りられる会員制サービスだ。今後、欧州の主要な25都市、中南米など、世界中にサービス拡大を予定している。メンバーは毎月の会費を支払うことで好きな都市の部屋に滞在が可能。会員になるだけで簡単に部屋をレンタルすることができ、家具を揃える必要もないので移動も気軽だ。このサービスを使えば世界の色々な場所で、自宅で暮らすように滞在を楽しむことができる。

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メタンガス漏れを検知するGoogleのストリートビューカー

Googleストリートビューの写真撮影に使用する車両を利用して、パイプラインからのガス漏れを把握し、経済的損失と環境への悪影響を特定するプロジェクト。メタンは気候変動を促進する要因の一つだが、屋外であれば大きな健康被害もなく、検査には莫大な労働力と費用を要するため、これまで正確な状況が把握できていなかった。そこで、ストリートビューカーにメタンを検知するセンサーを取り付けることに。これにより、合理的に、目に見えないメタン漏れを検出し、問題に迅速に対処できるようになった。

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企業にコワークスペースが購入されるとNPOにもスペースを与える「BuyGiveWork」

「BuyGiveWork」は、コワーキングのスペースが一つ購入されるごとに、地元のNPO等の団体にもスペースが一つ与えられる「Buy One, Give One」のプロジェクト。狙いは、コワーキングスペースを活用するスタートアップ企業や中小企業と、地元のNPOとの距離を近づけて、相乗効果を生むことにある。資金不足に悩まされているNPOは事業に必要となるスペースを無料で確保でき、企業はNPOとの関係からもたらされる多くの洞察を事業に活かすことができるメリットがある。

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GoogleとUNHCRがシリア難民危機の疑問に答える「Searching for Syria」

「Searching for Syria」は、Googleの検索エンジンに打ち込まれたシリアに関する質問の中で最も多かった5つの質問に対する回答を分かりやすくまとめたサイト。見て終わらせるのではなくユーザーが難民支援のための次のアクションを起こせるように、SNSへの導線や難民の子どもたちの教育や難民の安全を提案するよう世界各国へメッセージを届けるハッシュタグ「#WithRefugees」キャンペーンへの署名、難民支援への寄付といったオプションも提供されている。

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車のインテリアに竹素材を使用へ。フォードの持続可能な車づくり

自動車大手フォードは、持続可能な素材を利用した自動車づくりの一環として、車の素材に竹を使う実験を行っている。材料試験で、他の合成繊維や天然繊維よりも竹が総合的に優れていることを発見した同社。強く、柔軟性があり、成長のはやい竹を使用したより持続可能な自動車づくりに意欲を見せる。今後、車内の一部を竹とプラスチックを組み合わせた耐久性のある超硬質素材を利用した自動車デザインを検討している。

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使用済み電池を入れるとクーポンがもらえる自動回収機

電子廃棄物の大部分はリサイクルが可能で、資源としても注目されているが、分別されずに廃棄されることも多い。そこで始動したのが、使用済み電池をリサイクルするよう促すための試験的プロジェクトだ。設置された自動回収機に使用済み電池を投下すると、その電池がスキャンで読み取られ、新しい電池を購入するためのクーポンがその場で発行される仕組み。クーポンの金額や種類はカスタマイズできる。経済的インセンティブを与えることでリサイクルを促している。

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廃棄予定のパンからビールをつくる醸造所「TOAST」

ロンドンに拠点を置くブルワリーの「TOAST」が始めたのは、ベーカリーや食品工場などから廃棄予定となっているパンを回収し、そのパンを使ってビールを製造する取り組み。食料廃棄の大幅な削減を実現するだけでなく、パンをごみ処理施設に運ぶトラックが排出するCO2も削減するねらいだ。さらに、ビールの販売により得た収益は世界中で食糧廃棄の削減に取り組むNPOの「Feedback」に全額寄付するという徹底ぶりである。

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ロンドン発、「歩く」を楽しくするコミュニティアプリ「Go Jauntly」

英国ロンドン発のアプリGo Jauntlyは、ロンドンに暮らす人々がより街を歩くことを好きになり、自然に触れ合うようになることを目的として設計された、ウォーキング推進のためのコミュニティアプリだ。自然をこよなく愛するデジタルエキスパートらが集まり、ロンドン交通局(TFL)と共同で開発した。Go Jauntlyの特徴は、ユーザー同士のコミュニティをベースにしている点だ。アプリのユーザーは自分が見つけたおすすめのウォーキングコースを登録して写真とともにガイドを作成し、他のユーザーに共有できるようになっている。

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