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いいね!で貧困地域の女の子に生理用ナプキンを送る「#ハートサポート2018」

製紙会社の大王製紙がハートサポートという取り組みを始めた。ツイッターやインスタグラムでユーザーが「#ハートサポート2018」というハッシュタグを投稿に貼ると、投稿への「いいね!」の数だけケニアにナプキンが送られる。誰かの投稿に「いいね!」を付けるか、自分で投稿することもできる。生理用ナプキンを使わず、何度も使いまわした布をあてて過ごす女性たちは、それが原因となって感染症にかかる危険もある。ハートサポートの取り組みはそれを防止するものだ。

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視覚障害者用の「聞こえる」スマートグラス「Aira」

Airaは視覚障害者の行動を補助する目的で開発された製品である。Airaには前方カメラ、マイク、ヘッドホン 、GPS機能が搭載されており、現在位置や現場の光景などを24時間対応のナビゲーターと共有することができる。また、カメラが点字ブロックをふさぐものを映し出すと、ナビゲーターがそれを認め、Google Mapの情報も参考にしながら迂回路を提案していく。視覚障害者にとってイレギュラーな事態を回避するためのデバイスだ。

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手足が不自由でも簡単に使えるゲームコントローラー

マイクロソフトが手足が不自由でも楽しめるゲームの筐体を開発した。白い筐体に、ターンテーブルのような大きなボタンがふたつ付いている。手に持つのではなく、卓上に置いて使う。指がなくても、大きなボタンを叩いてゲームをプレイする。十字キーも大きめのデザインになっている。99ドル99セント(約1万1000円)でのプレオーダーを受け付けており、お手頃な価格も話題になっている。

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国際都市ロンドンが提案する、大道芸人のデジタル投げ銭

電子マネーの普及は社会の効率化を促すが、一方で現金のチップを受け取る大道芸人にとっては死活問題になり得る。そこでロンドン市は、スウェーデンのスマートフォン決済プラットフォームと連携し、大道芸人のためのデジタル投げ銭に乗り出した。iZettleは、見物客がクレジットカード、スマートフォン、そしてスマートウォッチで投げ銭ができるシステムだ。実証実験の結果、接触しない形での決済ができることによって受け取る額が相当増えた、という報告もある。

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世界中に照明電力をもたらす人力発電装置「nowlight」

クラウドファンディングサイトIndiegogoに、nowlightという製品が出展された。nowlightは人力発電の照明器具で、開発者はルワンダでの普及を目指している。本体下部から垂れ下がったベルトを引っ張ってモーターを回し、電力を作る。わずか1分間の運動で、1時間分の照明電力が得られるという。電力を作る人材をルワンダ内で獲得するには、教育が必要。nowlightは子供たちが夜でも勉強時間を確保できるようになることを目指している。

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日本の裁縫業者がWWF、阪神タイガースと「虎の保護活動キャンペーン」を展開

裁縫業者である合同会社ヴァレイは自然保護団体WWFとのタイアップで、虎保護活動のための寄付金キャンペーンを打ち出した。ヴァレイが販売する商品の売上の一部を、WWFの活動に充てるというものだ。商品は阪神タイガースのオフィシャルライセンスグッズ。3団体が手を取り、虎保護活動へ動き出した。日本国内では極めて影響力のあるプロ野球チームがこうしたキャンペーンを始めたということは、見逃せない事実である。

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ファッションもデータが決める。GoogleとH&Mが提案するオーダーメイド

GoogleとH&M傘下のIvyrevelがオーダーメイドをつくるアプリを共同開発した。Data Dress(データドレス)と呼ばれるこのサービスは、アプリがユーザーの位置情報、行動パターンやその他の情報を数週間にわたって収集し、それをもとにしたオリジナルのドレスを提案する。その素材や色、小物類までデータをもとに提案される。H&Mはサステナブル・ファッションやリサイクルなど、社会や環境に配慮した先進的な取り組みで広く知られている。

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インクいらずで80 回。印字を消せる「使い捨てない紙」

複数の大学の共同研究によって、80回リライトできる紙が開発された。この技術の要は、紙に塗るコーティングだ。プルシャンブルーと二酸化チタンからできたコーティングを塗って普通の紙をUV印刷仕様に変える。この技術によって、UVライトで紙に印刷し、120 ℃の熱を与えて文字を消すというサイクルを80 回以上繰り返すことができる。印字された文字を消すのが簡単なので、新聞やポスターなど短期間で載る情報が変わる媒体に向いている技術だ。

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バカルディが提案する、カクテルを石鹸に変える仕組み

世界最大手のバカルディは、廃棄される果物を利用した石鹸づくりに取り組みはじめた。カクテルを作るときに残ったレモンや、マティーニに使われなかったオリーブから石鹸をつくる。バカルディはバーに袋を渡し、残った果物を入れておいてもらう。そこに入れられた果物を特別なラボに送り、液状のレモン石鹸に変えてまたバーに戻す。バーにしてみても、廃棄物を減らして石鹸が無料で手に入るというありがたい仕組みだ。またこの再利用石鹸はバーの客へのアピールにもなる。

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テクノロジーは難民を救う。通訳者と繋がるアプリ「Tarjimly」

「トランプは移民・難民を拒否するが、私たちはテクノロジーの力で立ち上がることができる」というメッセージとともに、難民と通訳者を繋げるアプリ「Tarjimly」がFacebookで発信された。このアプリは、移動先で医者、援助者、法律家やその他必要なサービスの提供者と連絡を取りたい難民のために、ボランティアの登録者がリアルタイムで通訳をするというもの。通訳者は世界中から登録可能で、すでに1,400人以上が登録している。

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