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難民少女のリアルなスマホ画面を擬似体験できるアプリ「Finding Home」

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が、マレーシアの広告会社Grey Malaysiaと協力して、「Finding Home」というアプリを開発した。これは難民問題に対する啓蒙活動の一環で、アプリでは人々のスマートフォン画面をジャックして、迫害を免れるためにミャンマーから逃げ出す16歳の架空の少女、Kathijahが手にしているスマートフォン画面を疑似体験することができる。

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米トヨタ「ミライ」の空気をキレイにする看板

水蒸気しか排出しないトヨタUSAの環境に優しい次世代自動車「ミライ」が、まわりの空気をキレイにし、大気汚染を改善させる機能を持っている屋外看板広告を仕掛けた。キャンペーンはトヨタUSAとクリア・チャンネル・アウトドア・アメリカズが共同で手がけ、約2ヶ月間に渡って実施された。看板には「ミライ」の技術を用いており、「看板そのものが空気を清浄する」という点において非常にユニークな試みだ。

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AIが会議を分析し、ジェンダーの偏見を可視化できるアプリ「Gender EQ」

スウェーデンのデザイン会社Dobermanが、音声認識を通じてジェンダーバイアスをグラフ化するアプリ「Gender EQ」を開発した。職場における無意識的な男女間の偏見に気づくきっかけを与えるためのもので、会議中にアプリを起動すると、音声認識に基づき会議をモニタリング・評価・分析し、その会議において男性と女性がそれぞれ話した時間の割合を示すことができる。

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アマゾンの熱帯雨林が目の前に。VRで森林保護に取り組むSCジョンソン

米国のSCジョンソンが、国際環境NGO団体Conservation Internationalとのパートナーシップの一環として森林保護のためのチャリティプロジェクト「acre-for-acre matching challenge」を発表した。これは、VR対応ドキュメンタリー映画の「Under the Canopy」を、ヴァーチャルリアリティ(VR)を用いて人々に視聴してもらい、アマゾンの熱帯雨林の様子を疑似体験してもらう試みだ。

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トヨタが若者のために作った、安全運転をしたほうが「カッコよく」見られるアプリ

若いドライバーによるスピードの出しすぎや運転中にスマホを操作するなどの無謀な運転を防ぐべく、トヨタは「Safe and Sound」というアプリを開発した。若いドライバーがスピードを出しすぎたり、運転中にスマホを触ったりすると、彼らの両親がセレクトしたSportifyの音楽プレイリストが自動的に車内に流れる。「かっこいいドライバーと見られたい」という若者ならではの自意識を逆手に取った、ユニークなアイデアだ。

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誰も一人では勝てない。2024年パリ五輪に提案された「シェアできるメダル」

デザイナーのPhilippe Starck氏は、2024年パリオリンピックのメダルデザイン案としてメダルを4分割できる「シェアできるメダル」というコンセプトを提案した。「表彰台に立つ人は一人だけの力ではメダルを手に入れることはできない。たった一人では本当に勝つことはできない」という考えが中心にある。メダルが持つ「勝利の概念」を勝者1人だけのものだけではなく、より集団的で包括的なものへと昇華させるのが狙いだ。

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聴覚障害者にも舞台鑑賞の楽しみを。サムスンがVRで実現する「Theater For All Ears」

サムスンがブラジルの広告代理店Leo burnett Tailor Madeと連携し、VRの技術を駆使して聴覚障害を持つ人々でも手話通訳を介さずに劇場で舞台を楽しめるようにするプロジェクト「Theater For All Ears」を開始した。同プロジェクトは、サムスンが開発しているVRヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」とスマートフォンを使用することで、俳優が発した言葉の字幕をリアルタイムで見ることができるようになる。

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歩くスピードに応じて青信号の時間を調整できるアプリ「Crosswalk」

オランダのDynniq社が開発したアプリ「Crosswalk」。高齢の歩行者など、アプリの利用者が自身の歩くスピードに応じて横断歩道の青信号の時間をコントロールすることができる。アプリはGPSと信号を操作するソフトウェアを用いて歩行に何らかの問題を抱えている人が待っていることを信号機に知らせることができる。信号は「このアプリの利用者がその場に立っているかどうか」を検出し、それに応じて信号が変わるタイミングが調整される仕組みだ。

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VRの世界で寄付をして、現実世界を変えられる「Virtual Village」

英国のVirtual Village社はアプリ「Virtual Village」を開発した。ユーザーが360度動画でアフリカの村を歩きながら、学校や住民の家などを訪ねて人々の生活の現状を知り、教育や医療、農業など自身が興味を持ったテーマに対してその場で寄付ができるというサービスだ。ゲーム内の寄付は特定のチャリティプロジェクトに直接送られる仕組みとなっている。寄付をするのは仮想現実の世界だが、そのインパクトは実際の現実世界に反映される。

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泊まるかわりに寄付をする。被災した物件だけを集めたAirbnb「ARRIBA Mexico」

2017年、メキシコで大地震が発生したことにより、多くの建物が倒壊した。そこで、メキシコの広告代理店Anonimoは被災者を支援するためのサイト「Arriba Mexico」を立ち上げた。Airbnbのウェブサイトとよく似ているが、地震で破壊された家屋の写真が画面上に並ぶ。ユーザーは滞在する宿泊施設と宿泊数を選択し、合計金額を支払う。支払われたお金は全額寄付され、最も被害の大きかった地域の住宅の再建に充てる。

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