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誰もが「聴こえる」音楽フェス「Sooo Sound Festival」

横浜で開催された「Sooo Sound Festival」。音の明瞭度を高めクリアな音を出すことができるSONORITYというスピーカーを用い、野外フェスで後方にいる人だけではなく、伝音性難聴や感音性難聴の方でも”聴こえる”ライブだ。音が完全に聞こえない聴覚障害を持つ方でも、スピーカーに耳を当てると、音と認識できたという。夜は、プロジェクションマッピングで漫画のオノマトペ(擬音)をプロジェクターで映して音を視覚で感じる体験もあった。

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難民のためのブロックチェーンを活用したプリペイドマスターカード

難民が直面する問題の一つに、銀行口座を作れず経済的自由が奪われていることが挙げられる。そこで、フィンランドのスタートアップ企業MONIは、過去2年間で銀行口座を持っていない数千人の難民に対し、プリペイド式のマスターカードを提供してきた。ブロックチェーン技術を活用したこのカードは、仲介業者を交えず個人間で送金できる仕組みのため、身分証明書のない難民でも使用可能だ。

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エシカルなオンラインショッピングが楽しめるブラウザ拡張機能「Kickstarter」

米国のImpakt社が提供しているのは、ワンクリックでエシカルな消費者になれるブラウザの拡張機能「Kickstarter」だ。ユーザーがオンラインで商品を見ると、公開データや関連ニュース記事を元にした会社概要がポップアップ表示され、今買おうとしている商品が自分の価値観と合うか、解決したい問題にどう寄与しているかが一目でわかる。さらに、よりエシカルな他の商品を勧めてくれる機能も備わっている。

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イスラエル発、エシカルなファッションECモール「Marrakesh」

イスラエルの学生が創業したMarrakeshは、エシカルでサステナブルなファッションブランドと顧客を直接つなぐグローバルなオンラインショッピングモールだ。自然環境面のサステナビリティと労働者や動物の権利、透明性のある情報公開を重視する。そのため、サイトにはリサイクル素材やオーガニック素材の使用、フェアトレード、伝統技術の維持など17のカテゴリーがあり、掲載される商品は少なくとも一つ以上当てはまる必要がある。

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シリア難民を救う、仮想通貨の寄付プロジェクト「ゲーム・チェーンジャーズ」

国際連合児童基金(ユニセフ)は、仮想通貨を通じて世界中から寄付を募る「Game Chaingers」プロジェクトを開始した。自分のパソコンにマイニングソフトウェアをインストールすると、パソコンを起動中、自動でマイニングのネットワークがはたらき、得られた報酬が直接ユニセフに寄付される仕組みだ。集まった寄付金は、水・衛生や教育、子どもの保護、健康の4つの分野に使われる。

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住宅ローンを組むだけでカーボンオフセットできる「カーボンニュートラル・モーゲージ」

米国では住宅ローンを組むだけでカーボンニュートラルな暮らしを実現できるグリーンモーゲージ「Carbon Neutral Mortgage」が誕生。住宅ローン融資を受ける際の銀行への手数料が免除される代わりに、同じサイズの住宅から排出されるであろう二酸化炭素排量に相当するカーボンクレジットがローンに組み込まれる。購入したカーボンクレジットは、世界中の温室効果ガス削減プロジェクトに投資される。

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環境を汚さないと誓った人だけ入国可能にするパラオの観光政策「パラオ・プレッジ」

世界初の環境保護誓約「パラオ・プレッジ」。観光客がパラオに入国する際、この誓約書への署名が義務付けられ、パスポートにスタンプが押される。11個のチェックリストがあり、違反すると罰金が科される。例えば、「果物や植物を採らないこと」、「海洋生物に餌を与えないこと」といった「べからず」事項から、「地元のビジネスやコミュニティをサポートすること」、「現地の文化や人について学ぶこと」といった「すべし」事項がある。

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蜷川実花が写すパラアスリートたちのグラフィックマガジン「GO Journal」

「GO Journal」は、パラスポーツとパラアスリートたちの新たな魅力を伝える写真集だ。写真家の蜷川実花が企画のクリエイティブ・ディレクターを務める。オリンピックに関心はあっても、パラリンピックに関心を持つ人は決して多くない。「GO Journal」によってパラスポーツ観戦のバリアとなっている「障がい者はかわいそう」「パラスポーツってよくわからない」といった先入観をなくし、「みんな違ってみんないい」社会を目指す。

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写真を途上国の貧困解消につなげる、新しい国際支援を実現するアプリ「COW」

COWというスマホアプリは、途上国と先進国のユーザーが写真の売買をとおして貧困削減に貢献できるプラットフォームで、現在は主にカンボジアと日本で提供されている。ユーザーはスマホで撮った写真を2米ドルから販売することができ、途上国の若者たちにとっては収入を得る手段となる。先進国側では途上国の人たちの生活を気軽に楽しく応援でき、写真の裏側にある途上国の人々の事情に関心を持つきっかけとなる。

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デンマーク育ちの日本人デザイナーが考えるエシカルなファッションと生き方

デンマーク生まれの日本人兄弟が展開するファッションブランドThe Inoue Brothers。南米に生息するアルパカの毛で作られたセーターやストールを販売している。質の高いものを作ることを追求した結果、サステナブルやエシカルに繋がったという。クリエイターの2人がファッションを通して創り出したいのは、環境に過度な負荷をかけず、生産者にも不当な労働を強いないエシカルであることが当たり前の社会だ。

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