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ネット・ゼロ・エネルギーであるシンガポール国立大学のキャンパス

環境保全への取り組みも盛んで、2019年はゼロウェイスト国家を目指すことを発表したシンガポール国内にあるネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)であるシンガポール国立大学のデザイン・環境学部の施設。ZEBとは、省エネと創エネ(エネルギーを作り出すこと)によって施設内で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにする建物のこと。2019年1月に国内初のZEBとして完成以来、人々のインスピレーションの場となっている。

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子どもにも安全なモビリティを提供するベビーカー向けスマート電動ドライブ

ベビーカーを押すのは実は難しい。オムツや着替え、離乳食に飲み物と山盛りの荷物に赤ちゃんを乗せて動かすのは重みもあり、特に段差や坂道などは気をつけなければならない。そんな問題を解決するのがドイツの自動車部品・電動工具で知られるボッシュが開発したベビーカー向けの電動アシストシステム「eストローラーシステム」。カギとなるのはスマートセンサー、静粛性に優れた二つの電動モーター、そしてBluetoothである。

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NYのエコなコインランドリー「Celsious」

NYのエコなコインランドリーCelsiousは、利用者がリラックスできる空間づくりが徹底されている。使用している洗濯機/乾燥機は、環境負荷が少ない特別な機械で、洗濯機は一般のコインランドリーで使用している機器より使用する水の量を30%削減できる。また、エコなだけではなく、体に優しいドリンクを提供するカフェが併設されていたり、フロアの一画を利用してウェルネスに焦点を当てたイベントが開催されていたりする。

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不要になったプラ製玩具を回収して新製品に作り変える英国バーガーキング

英バーガーキングは、2019年9月から全店舗でプラスチック製おもちゃを廃止。同時に古いプラ製おもちゃを回収して新たなものに作り替える #BKMeltdownキャンペーンを実施した。店舗に専用の回収ボックスをもうけ、バーガーキングに限らず他店のおもちゃも回収。無駄になってしまいがちな付録おもちゃのリサイクルを促した。ちなみに、今回のキャンペーンを後押ししたのは、同国に住む9歳と7歳の姉妹によるプラスチックのおもちゃ廃止のための署名運動であった。

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アメリカ・マイアミに開校した、ウェルビーイングを教える小学校

アメリカ・マイアミにあるウェルビーイングを教える小学校セントネル・アカデミーでは、幸せになる方法を学ぶことを根底に置いたカリキュラムを組んでいる。生徒たちの1日は瞑想から始まり、自分自身と向き合うスキルを身につける。また、少人数制の授業では感情と思考を効率よく使う方法や、新しい挑戦を恐れない強い心の作り方など、「良い人間性」を養うための授業が設けられている。授業はプロジェクト形式で進められ、チームワークを学ぶことも可能。

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100%自然に還る世界初のスマホケース「Pela Case」

Pelaが開発したスマホケース「Pela Case」は、亜麻のわらを活用して作られている。世界一の亜麻の生産地、カナダ・サスカチュワン州出身であったPela創業者のジェレミー・ラングは、亜麻仁油のもととなる種子を収穫したのち、残ったわらが畑で燃やされているのを知っていた。製品は亜麻の特性による高い耐久性も兼ね備えている。

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社会とのつながりを。難民による美術館の案内ツアープログラム「Multaka」

ドイツのベルリンにある4つの美術館および博物館が、シリアとイラクからの難民に館内ガイドのトレーニングを提供する「Multaka(ムルタカ)」というプログラムを行っている。ガイドになるためのトレーニングを受けた難民は、自らの母国語で、同じシリアやイラクからの難民にツアーを行う。より多くの難民に美術館や博物館を訪れてもらい、受け入れ国であるドイツとの社会的なつながりを育んでもらうことが、同プログラムの目的である。

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ロンドン市民の環境活動をつなぐパタゴニアのポップアップカフェ

市民の環境活動を支援するため、パタゴニアがロンドンに期間限定のポップアップカフェをオープン。コーヒーを楽しみながら気軽に環境活動に関する学びやネットワーキングができる場として設けられた。カフェでは、世界各地の環境団体から専門家を招き、環境キャンペーンを行うためのスキルアップや、低炭素教育や動物の生息地保護などをテーマにしたワークショップが開催された。

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コーヒーかすからできた生分解可能なサングラス「Ochis」

ウクライナのスタートアップOchis(オーチス)のサングラスは、本来であれば捨てられるはずのコーヒーかすを、100%天然由来素材のサングラスにアップサイクルさせたもの。プラスチックを一切使用しておらず、土壌内でたった10年で生物分解される。レンズ部分はリサイクルコットンから作られており、UV加工と傷防止加工を施した本格仕様だ。

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世の中に未発表のアイデアを途上国の課題解決につなげるコペルニク

インドネシアのバリ島に本部を置き、日本、アメリカに法人を置くコペルニクは、東南アジアを中心に現地の社会課題の解決になるようなテクノロジーと、そのテクノロジーを実際に使う現地の生活者を結びつけ、彼らの生活改善につなげる事業を行う。事業の大きな柱として「製品の普及」「企業との連携」「政府や公的機関との連携」を掲げている。官民連携でさらなるイノベーションを起こしたいと語る。

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