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コロナが生んだ、地域の絆。「YOKOHAMAガーゼマスクships」

緑園リビングラボがスタートした「YOKOHAMAガーゼマスクships」は、横浜市内に住む主婦や特例子会社で働く障がい者スタッフが「クルー」としてガーゼマスクを手作りで縫製・検品・ラッピングし、それらを地域の商店への卸しや、販売会会場で販売するプロジェクト。マスク作りを手伝うクルーには御礼として、そのままではフードロスになってしまう市内の地域産品をお返しする。マスクの供給不足を解消したり、主婦や障がい者の雇用を生み出したりするほか、フードロスや環境負荷の問題の解消にもつながった。

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キャンピングカーで医療を支援。アウトドア業界を生かす「バンシェルター」

新型コロナ医療の最前線で戦う医療従事者を支援する取り組み「バンシェルター(VAN SHELTER)」が始まった。このプロジェクトでは、医療現場にキャンピングカーを無償で貸し出し、病床不足や医療従事者のストレスを少しでも解消する狙いだ。試験運用で触れた医療従事者からは「欲しい」「買いたい」という声も多くあり、キャンピングカーの提供以外にも、アウトドア用品や車用のバッテリーなど協賛が進み、様々なかたちでプロジェクトが広がっていく兆しだ。

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地元の海洋廃棄物から作られたランウェイ、ロンドンファッションウィークで登場

ロンドンを拠点とするブランド体験代理店のMarble LDNと、PR会社のJohn Doeは、ファッション業界を持続可能な形に作り替えるための取り組みとして、海洋廃棄物を使用した「アブソルート・トラッシュ・ランウェイショー」を開催した。会場のランウェイがリサイクルされたゴミから作られていたり、環境問題に対してアプローチを行うサステナブルファッションデザイナーを抜擢したりと、ブランドのコンセプトを存分にPRできる機会を創造した。

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自宅待機期間に彩りを。ロボットを使った美術館リモートツアー

Hastings Contemporaryの新しい活動は、新型コロナウイルスの影響を受けて閉鎖してしまった美術館に「訪れる」体験を人々に届けるため生まれた。ロボットを使用した無料のオンラインツアーでは、人々は自宅にいながら、パソコンを使って美術館内を自由に散策したり、気になる作品を拡大したりできる。美術館の所在地から離れていてもツアーに参加できるため、私たちに今までと全く違った鑑賞体験ももたらしてくれる。

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コロナ禍の市民の声を集めるバルセロナ市のプラットフォーム

バルセロナ市はコロナ禍に外出規制下での市民生活を支えるため、「バルセロナ・フロム・ホーム」というオンライン・プラットフォームを立ち上げた。このプラットフォームでは、市民は生活に必要な情報を受け取れるだけではなく、感染拡大と外出規制という非常事態下での体験や自身の感情を市民が表現する場を設けている。市民の様々な思いを掲示板に吐き出させることで、個人と家庭が抱える問題を可視化して市が受けとめ、コロナのレガシーとして風化させない狙いがある。

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ベッドシーツをシャツに変える再生プロジェクト「Archivist」

オランダ出身の2人のデザイナーが始めたのは、不要になったホテルのベッドシーツをおしゃれなシャツに変身させる事業「Archivist」。新型コロナウイルス感染症の影響でホテルの休業・廃業が相次ぐなか、それに伴って捨てられる大量のベッドシーツを生き返らせる。少しでも無駄をなくすため、生地に多少の傷みがあっても極力使用する。素材の摩耗も含めて愛される魅力的なファッションプロダクトである。

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チョコを食べて、医療従事者に感謝を届ける。京都のカカオブランド「Dari K」

京都にあるインドネシア産カカオのチョコレート専門店「Dari K(ダリケー)」は、コロナの影響で在庫過多に陥った事業者の一つ。そこで、消費者がDari Kの商品を購入すると、消費者が購入したのと同額のチョコレートが医療従事者に届けられる、「ペイフォワード(恩送り)」の仕組みを採用。在庫の問題を解決するだけではなく、カカオ農家や商品の配達員、医療従事者までもが喜ぶ、恩送りの輪をどんどんと広げている。

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世界中の若者が団結。気候変動対策強化を目指す 「デジタル気候マーチ」

政府や自治体に対して気候変動への適切な対策を求めるため「デジタル気候マーチ(ClimateStrikeOnline)」が開催された。イベントはオンラインで行われ、東北から九州まで21の支部から60人のオーガナイザーが集結し、同時に300人を超える人々が視聴した。SNSでは全国からたくさんの投稿がされ、開始1時間で「#気候も危機」がTwitterのトレンド入りを果たし、環境問題への啓発に大きく繋がったと感じられる時間となった。

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消費期限を教えてくれる、藻由来の包装フィルム「Primitives」

米国サンフランシスコのスタートアップ「Primitives」が、藻類から作られたフィルムを開発した。これは、生産段階での環境負荷が小さく、一般的なプラスチックよりも酸素を通しにくく紫外線の遮断率も高いため、食品の保存に適している。同素材は2020年内に包装素材として商品化される予定だが、素材の特性を活かして周囲の環境に応じて色や形が変わる機能を追加することで、まだ食べられるにもかかわらず賞味期限切れによって廃棄される食品ロスの削減も目指す。

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サステナブルなファッション選びのガイドを公表した、世界有数のファッション校

世界有数の名門ファッション校、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションによる、サステナブルなファッションを選ぶ際の有力な手引きの一つとなるガイドが発表された。世界中の視聴者に向けて影響力がある存在である著名人向けのサステナブルファッションを啓蒙する内容で、このガイドは2月頭の英国アカデミー賞(BAFTA)の発表前に、授賞式に出席しレッドカーペットで注目されるスターたちに向けて当日のファッションの指標としてリリースされた。

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