インドには「オープン・プリズン」という刑務所がある。受刑者は、朝の点呼に参加して夕方の点呼までに戻ってくるのであれば、仕事に行くために刑務所の外に出ることができる。受刑者が自分で稼ぐため、刑務所は彼らの食事を提供しないそうだ。こうすることで受刑者の自律を促し、出所後の社会復帰を後押しすることを目指す。また、希望すれば受刑者の家族と刑務所内で生活することも可能だという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。