Odysseyは難民と非難民の“血”を使った作品で、コンセプトは“Under the skin we’re all the same(ひと皮むけば私たちは皆同じ)”。難民と非難民に分けられた2つの巨大なボックスが、それぞれ2,500人以上のボランティアによって献血された血液で満たされる。ラベリングされていない難民と非難民のボックスは同じ血の色で見分けがつかない。寄付したボランティアからのメッセージ動画は、作品の隣で再生される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。