海洋プラスチックの約90%が海底に沈み、海中のプラスチックごみを取り除くのは至難の業だ。ドイツに本拠を置くフラウンホーファー研究機構は、海底に沈んだプラスチックをドローンとロボットを使ってマッピングして収集するというプロジェクト、「SeaClear」を発表した。1台の水中ロボットとドローンで海面と水中のごみをマッピングし、もう一台の水中ロボットがマッピングされた海底ごみを収集して、箱に捨てるという仕組み。AIを使用し海洋生物と区別している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。