大海には海流の循環によりゴミが特に集中するゴミベルトと呼ばれる場所が存在する。オランダの非営利団体The Ocean Cleanupは、ハワイとカリフォルニアの間に広がる太平洋ゴミベルトに浮かぶゴミを5年で50%減らす装置を開発した。この装置は600mにおよぶ浮きと、その下に取り付けられた水深3mまで届くスカート状の部分ででき、ゴミを囲うようにして集めていく。海流がスカート状の部分を押すことで装置は自然とU字型になり、ゴミは囲いの中央に集まっていく仕組みである。