ナイキが開発した「ナイキ ゴー フライイーズ」は、自分でスムーズに靴を履いたり脱いだりできない障がいを持つ人や高齢者、子どもの世話に追われる親などが手を使わずに履ける靴。日本の「靴を脱ぐ」文化から着想を得たというこの製品は、双安定性ヒンジ(ちょうつがい)とミッドソールのテンショナー(張力調整装置)によって簡単に靴を着脱できるだけでなく、安定した履き心地も保つことができる新しいアイテムだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。