アーティストと一般の人が時間を共有でき、アーティストのアトリエと居住スペースが併設した『中条アートロケーション《場》』は高齢化率52パーセント、人口1800人ほどの長野県の限界集落にある。小さな村でものを創ることは、つくり手にとっても村にとってもいいという。人口が少ない村での創作は、都会と比べて埋もれにくいためアーティストは自分の作品をアピールしやすい。また、自分たちで0からモノを生み出せるアーティストは村の外に出稼ぎに出ることもなく、昼間人口も減らない。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。