インド生まれの粘土でできた冷蔵庫。古くから親しまれてきた粘土と、水の循環によってできる冷気で食品を冷やし、電気を一切必要としないという画期的なエコ製品だ。耐久性もある。また、値段も約5000円ほどと家電にしては安価で、貧困状態にある人でも手が届きやすい。創業者自身が、2001年にインドを襲った大地震で被災し、壊れた冷蔵庫の写真を新聞で見て、電力を必要とせず多くの人が使える冷蔵庫を作ろうと試みたことから始まった、という誕生秘話もある。