スペインの伝統的な建築に使われていた歴史的なタイルを「メサ・ボニータ」という工房がアップサイクルしている。廃棄タイルを洗浄し、コーヒーテーブルやプラントスタンド、トリベット(鍋敷き)や壁掛けなどのインテリアグッズに加工しているのだ。スペイン国外の顧客、特にアメリカからの注文が多いという。美しい商品を作る「メサ・ボニータ」だが、最終的にはタイルが廃棄されない社会になっていくことを望んでいるという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。