ブロックチェーン技術を用いてアート作品と投資家を結びつけるプラットフォーム「Maecenas」。従来のマーケットでは高額商品になればなるほど市場は閉鎖的となり、仲介業者が入ることで不利な取引が行われていた。しかしMaecenasは投資家が取引額の、作品所有者が額面の数%をそれぞれ手数料として支払うだけで誰でも参加できる。また、やり取りや額面、作品の詳細情報に誰でもアクセスでき、「すべての人に開かれたオープンマーケット」を実現している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。