「セクシュアリティ」「ゲイ」といった言葉を含むLGBTQ関連のメディアが、広告費を得られずに閉鎖している。これは、適切でないメディアに広告が掲載されないように、特定の単語を含むメディアを広告の掲載先から自動的に除外するネットマーケティングの「キーワード除外リスト機能」が働いているからだ。そこで米国の広告代理店が、LGBTQ専門の新しい広告購入プラットフォームの提供を開始。このプラットフォームでは、LGBTQ関連のメディアや出版社を1つのリストに集約しており、広告主はこのプラットフォームを利用することで、LGBTQに関連するコンテンツを積極的に支援できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。