南仏・アルルのLe Magasin Électriqueは、ヒマワリや塩などのバイオ材料を使ってリノベーションされた。たとえば壁の素材として使われているヒマワリは、地元のヒマワリ産業から生まれた天然の副産物で、つぶした皮や繊維は単なる素材としてではなく、防音材としての機能も果たす。地元で調達できるため、輸送時のCO2排出の抑制が期待できる。また、地域の経済活性化や、持続可能な社会の実現にもつながる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。