横浜・関内まちづくり振興会が4月に実施したアンケートでは、9割以上の店舗がコロナ禍によって売上が下がったという。そんな中、車道の一部を通行止めにして道路にテラス席を設置し、近くの飲食店のテイクアウトを利用できるようにする「かんないテラス」が開催された。夕方からお店を道路まで拡張し、3密を避けながら飲食を楽しめるようにするという新しい生活様式の実証実験だ。商店街だけでなく、町内会をあげて1か月という短い期間で企画し、世代や立場を超えた試みとなった。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。