東日本大震災を契機に「人間が自然とどう共生していけるか」に関心を持った人類学者の太田光海さん。1年間アマゾンに入り込み現地の先住民族シュアール族の暮らしに密着したドキュメンタリー映画『カナルタ 螺旋状の夢』を制作した。シュアール族の暮らしは、すべてがつながり合う、円環の思想を大切にしているのだという。そんなありのままの様子を映像にすることで、自然と人間の共生について問いかける作品になっている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。