ドイツのマックスプランク知能システム研究所は、水中掃除ロボット「クラゲロボット」を開発している。クラゲロボットが上向きに泳ぐ際、水の流れによって進路上のプラスチックゴミを巻き込み回収するほか、海底に蓄積された海洋プラスチックも回収できる。コンパクトでエネルギー効率が高く、騒音をほとんど出さないため水中生物に影響を与えることなく掃除できる。クラゲの泳ぎ方や捕食方法からインスピレーションを得ている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。