アイルランド政府が、今後5年間の国の「循環型経済のための廃棄物行動計画」を発表し、「一つ買ったら一つ無料」の食品取引の禁止を提案の中に入れている。政府の調査によると、スーパーマーケットのプロモーションは、その多くが捨てられ、買い物客が食品を無駄にするのを助長しているという。通信・気候変動対策・環境大臣であるイーモン・ライアン氏の代弁者は、アイルランドの食品ロスの30%が「一つ買ったら一つ無料」によるものだとしている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。