インドネシア第2の都市スラバヤでは、バス利用者が使用済みのプラスチックカップ10個またはペットボトル5本と引き換えに無料で市内のバスに乗車できる、新たな試みが始まった。この取り組みにより、1日に250kg以上、1ヶ月ではおよそ7.5トンものペットボトルが回収できるという。回収されたペットボトルは競売にかけられ、リサイクル業者に買い取られる。そこで得た利益は、バスの運営やジャワ島の市街地の緑化資金にあてられる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。