株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称「ヒダクマ」)は、飛騨の広葉樹の活用の可能性を広げるために「森の端オフィス」を建設した。ブナ、ウダイカンバ、ミズナラ、ホオノキなどさまざまな広葉樹を活用している。木工加工で出るカンナ屑は断熱性があるため壁の中に入れて断熱材として利用し、さらに細かい屑はチップボードにしてテラスの壁や天井に入れている。また、「森の端オフィス」が建築物としての寿命を終えた後も木材を再利用できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。