空気中のCO2を除去し、カーボンニュートラルな燃料に変換する工場。1年間で100万トンのCO2を除去できる。低コストでのCO2直接除去が実現できると推定され、商業化を目指した取り組みとなっている。集めたCO2は最終的に合成燃料となり、電化が難しい飛行機や客船などの乗り物でカーボンニュートラルな燃料として使用される。気候変動が深刻化する中で課題となっている、これまで人類が排出してきたCO2の除去を推進する研究開発として期待される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。