羽毛は再生可能な素材だがリサイクルの仕組みが整っておらず、そのほとんどが捨てられ焼却処分されている。そこで要らなくなった羽毛布団やダウンジャケットを捨てるのではなく、ショッピングモール内のファッションブランドや自治体などに持ち込むことで、新たな製品に再生させるプロジェクトが立ち上がった。それが羽毛を循環させる「Green Down Project」だ。このプロジェクトで生産過程のCO2削減、障がい者の雇用創出、安全な羽毛の供給につなげている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。