フランスの識字者を増やそうという目的から、パリのシャンゼリゼ大通りで5,000人以上が参加する「世界最大規模の口述筆記」の朗読大会が開催された。シャンゼリゼ通りは歩行者天国となり、参加者はフランスの古典文学からの文章を朗読し、書き取りを行った。運営側は「学校にまつわる悪い記憶を払拭すること」という理由から口述筆記の採点や、ランキングや賞品の授与などは行われなかった。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。