バーチャル地球儀システムのGoogle Earthに登場した新たな機能が、タイムラプス機能。1984年から現在までの衛星画像データを、選択した地域について1年ずつ連続再生し、そこで起きた地勢や土地利用の変化を見ることができるというものだ。この機能によりアマゾンの森林減少やアラスカ氷河の融解といった自然環境にもたらされた変化から、ドバイ湾岸の建設拡大や、中国・大連市の都市成長といった直接人々が加えてきた変化まで、ユーザーは地図に時間軸も入れた形でダイナミックに現象を捉えることができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。