ケニアのスタートアップ「Gjenge Makers」がプラスチックごみを再利用して製造するレンガを開発した。廃棄されたプラスチックと砂を原料とする本製品は、通常のコンクリートの5倍から7倍の耐久性を誇る。原料にはセメントや添加物すらも必要とせず、包装工場やリサイクル業者から調達して製造されたプラスチックを使っているため販売価格を下げることができる。ユーザーである住宅の所有者や学校まで含めた「三方よし」が実現されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。