北米では「バディ・ベンチ」と呼ばれるベンチが子供たちの「居場所」作りとして広がりを見せている。このベンチに座ることで、周囲に心のSOSを知らせる意図があり、周囲の子どもたちはそのベンチに座っている子がいれば、ただ一緒にいてあげたり遊んだりと、手を差し伸べることができる。バディ・ベンチは座ることで辛さを認識し、適切なサポート方法を学ぶ。この取り組みは、子供たちの孤立や苦悩を軽減し、メンタルヘルスの意識向上に寄与している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。