レストラン「FARO」の加藤シェフは、前日の残ったパンなど廃棄予定だった食材をふんだんに使ったデザートを提供する。デザートを食べてもらうことで、食品ロスという社会課題に対する気づきを与えたいという考えから作り出されたものだ。廃棄予定だった食材を使いつつも、見た目の美しさと口の中に広がる美味しさで人々を魅了する。加藤シェフはデザートをきっかけに食品ロス問題の新たな解決策を日々探っている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。