冬のアウターウェアの定番といえばウールやダウンのコートだが、その素材の調達には、羊の毛やアヒルの羽を採取するという、動物福祉の観点からは疑問を抱く工程がある。また、動物の犠牲を伴わない中綿ジャケットやフリースジャケットなどは、石油から作られる化学繊維が多く使われており環境負荷が高い。そこで、ペットボトルを再生して作られ、氷点下でも耐えられるアウターウェアがアメリカで誕生。サステナビリティとヴィーガニズムの両方を網羅している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。