ロイヤルメルボルン工科大学研究チームは研究により、廃水処理のために使われた鉄鋼スラグを、より頑丈なコンクリートの骨材としてリサイクルできることを発見した。これまでは廃棄されていた使用済みの鉄鋼スラグを使用したコンクリートは、従来の骨材から作られたコンクリートより約17%も強度が増す。実用化に向け、この画期的な研究の今後が期待されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。