ドイツ南部の町で、ドイツ鉄道が無人運転電気バスのテスト運航を行った。農村部の近距離交通を充実させ、個人の移動にかかる環境負担を減らすことが目的だ。バスに運転手はおらず、1人係員が搭乗して必要なときだけ運転を行う。車両はバリアフリーで最大6人まで乗車可能。バスの運航に伴い、安全性を確保するべく「道路に設置されたカメラがバスを検知すると、他の道路のデジタル可変標識が30 km/hに低減される」新しい交通案内システムを採用している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。